ビマトプロスト2.5mL　1本

緑内障や高眼圧症の治療に用いられる点眼薬です。

緑内障や高眼圧症の治療に用いられる。プロスタマイド受容体に作用し、房水（眼内の液体）の排出を促進することで眼圧を下げる。

1回1滴、1日1回点眼する。頻繁に点眼すると効果が弱まる可能性があるため、1日1回を超える使用は避ける。

重大な副作用: 虹彩色素沈着（目の色が茶色っぽくなる）、眼瞼（まぶた）のくぼみ。その他の副作用: 睫毛が長く、太く、濃くなる、結膜の充血、眼瞼の色素沈着、眼のかゆみ、眼瞼の多毛症など。注意点: 虹彩の色素沈着は投与中止後も元に戻らない。薬液がまぶたの皮膚についた場合は、すぐに拭き取るか洗い流す。コンタクトレンズは点眼前に外し、15分以上経ってから再装着する。

他のプロスタグランジン系点眼剤（例: ラタノプロスト点眼液）との併用で、眼圧が上昇したとの報告がある。

室温保存。有効期間は3年。

Q: 睫毛が伸びるのはなぜですか？A: ビマトプロストは睫毛の成長期を延長する作用があるため、睫毛が長く、太く、濃くなることがある。これは副作用の一つ。
Q: 妊娠・授乳中でも使えますか？A: 妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。動物実験では母乳に移行することが報告されているため、授乳中は服用を検討する。
Q: 子どもでも使えますか？A: 子どもを対象とした臨床試験は実施されていないため、使用する場合は医師の指示に従う。